一昔前は肩こりといえば肩叩きのイメージのように、内職や工場などでの腕の使いすぎによる肩甲骨周辺の筋群の硬化や老化によるものが多かったようですが、 現代では肩こりといって来院される方の多くは、首の痛みやこりも一緒に訴えられます。 首のこり・痛みがひどい人の特徴として、たびたび寝違いを起したり首のこり・痛みと同時に頭痛やめまい・吐き気・耳鳴り・不安感(うつ症状)などのいわゆる不定愁訴を訴える方が多いです。
首のこり・痛みの起こる原因は肩こりとほとんど同じですが、中でも特に大きな原因になっているのは、パソコンやゲーム、オフィスワークなどで、毎日長時間首を前かがみにして作業をすることにより、猫背などの姿勢が日常でもくせになり、首の筋群が硬くなる事が大きな原因になっています。特に女性の方はもともと肩や首の筋肉が弱い事もあり首の筋肉が疲労しやすく、首や肩こりの症状で来院される方も男性に比べて多い傾向(80%以上)にあります。
| 首の骨は頸椎(けいつい)と呼ばれて7つの骨で構成されていて、上から第1頸椎(C1)・・・・・第7頸椎(C7)と呼ばれています。 頸椎は背骨とは異なり、上下左右に動かしやすい事と、ボーリングの玉と同じ位の重さ(約4〜6kg)がある頭部を上に乗せている事で、姿勢が歪んでしまうと頸椎や、僧帽筋など首を支えている筋群が傷みやすいという特徴があります。 しかも頸椎には頭部(脳)や目・鼻・耳に通じる神経が張り巡らされていて。首の筋群が硬くなってシコリができたり、頚椎が傷んだりすると、神経が圧迫されたり傷んだりして、頭痛や顔面部の様々な症状が出やすくなります。 首のこりや痛みを発しやすいポイントは、大きく首から背中にかけて表層を覆っている僧帽筋や、首の前面にある胸鎖乳突筋、腕のシビレのポイントである斜角筋群、そして一番のポイントは頸椎にそって走っている深層の頭半棘筋(とうはんきょくきん)です。 |
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頭半棘筋が筋疲労を起して硬化してシコリができると、脳に向かって走っている大後頭神経を圧迫し、それに連なる顔面部の三叉神経を刺激して、緊張性頭痛・片頭痛・めまい・耳鳴り・顔面神経痛・うつ症状などの不定愁訴を引き起こす根本原因になります。
したがって、首の症状と同時に頭痛やうつ症状、顔部の症状がある人はまず、この頭半棘筋のシコリを緩める事が重要なポイントになります。
現代の医学では、首は首、頭は頭と首の痛みと頭痛などの不定愁訴は切り離されて考えられていますので、頭痛やめまい・うつ症状などの不定愁訴がなかなかお医者さんでは改善しない方は、身体全体を診る整体やカイロなどに何とかして欲しいと来られる方が多いです。(特に薬などでなかなか改善しない頭痛の70%は首が原因の頸性頭痛であると指摘される医師もいます。)
首の痛みやこりと同時に頭痛など様々な不定愁訴でお悩みの方は、まず首の症状を改善されることをお勧めします。
首の痛み・こりの施術の流れは、肩こりの施術の流れが基本になります。
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院長 西脇秀一
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