血液循環療法とは
血液は動脈から毛細血管を通って身体の隅々に栄養と酸素を運び、代わりに疲労物質と二酸化炭素などの老廃物を静脈を通って内臓に持ち帰って処理をします。
トラックに例えると、行きは高速道路(動脈)から毛細血管(街の道路)に降りて生活物質を配り、帰りはゴミを積んで帰りの高速道路(静脈)に乗って内臓(ゴミ処理場)に運ぶのと同じです。
この身体の機能では最も大切な血液の流れが悪くなるポイントに、こり・痛み・疲労・病気の症状が出てきます。
例えば肩こりや腰の張りを感じている方が、ウォーキング、半身浴、サウナなどで血液の循環を良くし、新陳代謝を高めれば少しの間、体が軽くなったり、肩こり、腰痛などが一時的に楽になったりした経験はだれでもお持ちのことと思います。
しかし、一般に皆様が毎日つらいとお悩みになっている肩こり、腰痛などの「痛み」や「こり」が発生している患部は、血液循環が慢性的に悪くなっていて、乳酸や老廃物などの疲労物質が溜まってあたかもつまった配水管のように汚れて硬くなりシコリ(コリコリ・トリガーポイントなどの痛みやこりの中心)になっています。
それは一時的に新陳代謝を高めてもなかなか解けるものではありません。
マッサージや骨格矯正では良くならない方こそ有効な療法です。
血液循環療法は器具を一切使わず手指だけを使って、患部に直接血液の循環を良くする押圧を加える療法で、溜まった疲労物質を流して硬いシコリを解かしていくことで、頑固な「痛み」や「こり」を根本的に楽にしていく、血流の改善とシコリ取りを専門にして100年の間、多くの治療家に伝承され続けている実績のある手技療法です。
痛みもなくとても気持ちが良い療法で、頑固な「痛み」や「こり」が楽になり、患部が軽くなっていくと同時にリフレッシュ効果もあり、お子様からお年寄りまで安心して受けることができます。
大正から現代まで多くの方に支持され続けてきた血液循環療法
血液循環良法は数ある手技療法の中でも歴史は古く、誕生は明治43年(西暦1910年)から現代まで、その効果の高さからたくさんの治療家に使用され実績を積み重ねてきました。
現代では大阪・豊中市にあるBCT血液循環療法協会(大杉会長)のもと、全国で70店舗を超える手技療法家が肩こり・腰痛・坐骨神経痛・股関節痛・ひざ痛などの運動器の症状はもちろん、独自の腹部治療(腹部内臓、血管の血液循環を促進する療法)により、がん、胃炎、高血圧、心臓病、リューマチなどの症状にも、多くの改善、治癒実績を挙げ続けています。
効果を出せる整体技術をお求めの方、整体師に興味を持たれている方に。
現在、大阪府豊中市にあるBCTA血液循環療法協会専門学院では、血液循環療法士・治療師養成コースの募集を行っております。
血液循環療法は過去に数多くの治療法が出現しては淘汰されていく中、100年以上に渡って多くの方に受け継がれ支持されて来ました。
これは施術に安全性があり、効果がわかりやすく、数多くの先人の実績があるからだと思います。今、本当に効果をだせる治療法をお探しの方や、整体師に興味がある、家庭で整体を行いたい(特に女性整体師はまだまだ数が少ないです。)とお考えの方は、ぜひこの血液循環療法を学ばれることをお勧めします。